今回はNHKドラマ『ドリームチーム』をご紹介したいと思います。
最近放送されたばかりのドラマなのですが、内容は
- ステキ夫婦の仮面が夫の不倫ではがされてしまった主人公・香菜(山口紗弥加)
- キャリアウーマンだったがパワハラ疑惑をかけられ将来の出世が絶望的になった優子(財前直見)
- SNSで大炎上した茜(桜庭ななみ)
人生につまずいた世代の違う3人。
同じ高校のバスケ部出身という共通点から不思議な共同生活をスタートさせ、恩師の『最後まで攻めろ!』という言葉に背中を押され、新たな人生へと一歩を踏み出していくすがすがしい女性の姿を描く物語です。
世代を超えて人生に悩みはつき物なので、このコンセプトがとっても気に入りドラマを視聴していました。
さすがNHKドラマだけあり、女優陣も豪華顔ぶれですよ!
登場人物たちが個性強めで極端なので、かなりインパクトも強め。
人生につまずいたといってもシンミリめそめそした感じではなくて、彼女たちを見ていると立ち上がれるパワーを秘めていることがヒシヒシと伝わってきます。
こういう人たちが交わった時に、強靭なチームになるんだろうと思いました。
私はいわゆる専業主婦の『無所属女』というのを経験したことがありませんが、人はバックグランドは違ってもそれぞれに根底で抱えるリアルな悩みには共感しました。
第1話のファミレスでの『この人と結婚して幸せにしてもらおうとしてもそれは間違い。自分の力で幸せにする、幸せになる』というシーンは、ぐさっと突き刺さりました。
耳の痛いセリフでしたね。
他力本願ではいけないんだと。
女性も活躍できる社会がどんどん浸透していっているのだから、自力で掴まないといけないこともその分増えていくのですよね。
そんな単純なことも日ごろから口に出して他人に偉そうにいっているのに、自分はどうなんだ?って…
そして、
- 大人だって生身の人間
- 弱った自分を受け入れてくれる場所が必要
- 弱ったメンタルを回復させて、また突き進む!人生はこれの繰り返し
- 人生って案外楽しいよ
3人の掛け合いを見ていて心底感じましたし、他人から自分を客観視してもらうことも大切なんだと、今更ながら学ばせてもらいました。
つい周囲に心配をかけたくなくて『大丈夫』といいがちですが、我慢をしてはいけない時もあるのですよね。
今年に入ってからまだ数か月ですが、私も色々ありました。
大人になればなるほど、そういう機会は増えていきますが、それをフォローしてくれるのがチームなのですよね。
今は友人とも会えない時期が続いていますが、
- 家庭内の愚痴
- 健康面の不安
- 経済的なストレス
何でも話せるグループラインが今の自分にとってのチームだなと、友人の存在にも感謝しました。
ドラマのラスト、三百六十五歩のマーチは泣きそうになってしまいました。