錦戸亮の演技が鳥肌もの!社会の闇をあぶり出した『ラスト・フレンズ』

『ラスト・フレンズ』は2008年放送のドラマなので、もう13年前の作品ですが、当時インパクトが大きかったのを今でもはっきりと覚えていますし、何度も見返した作品です。

  • DV
  • 性同一性障害

など、13年経った今は『多様性』を受け入れ、DVも気づいた周囲の人間が通報する社会になりつつありますよね。

少しでも差別的な発言が出れば、これでもかという程袋叩きになったり…

ですが、放送当時はこの分野はタブーというか、見て見ぬふりがまだまだ社会の闇として蔓延していたと思います。

  • 関わると面倒な相手だから
  • 自分にも被害が及ぶかもしれないから

と。

今の社会全体で声をあげるようになってこられたのは『ラスト・フレンズ』が世間に一石を投じたことも大きいと思っています。

 

本作はキャスティングがよくて、当時旬の長澤まさみさんや上野樹里さん、瑛太さん、水川あさみさん、錦戸亮さんが演じたことでも話題となりました。

  • 恋人からのDVに苦しむ藍田美知留(長澤まさみ)
  • 性同一性障害に悩む岸本瑠可(上野樹里)
  • 性的虐待という過去を持つ水島タケル(瑛太)

の悩みを持つ3人がシェアハウスを通して、それぞれが抱えている悩みや葛藤が混在するリアルな内容でした。

恋人の藍田美知留に対してDVをはたらく錦戸亮さんのDV彼氏役も、視聴者が恐怖を感じるほどでした。

私もゾクゾクしていたのを今でも覚えています。

ドラマを見ている時はとにかく彼が近づいてくると『美知留危険!逃げて!』と叫びそうになりました。

最終回では、宗佑自身も美知留に対してまともな愛し方ができないことに苦しんでいたということが痛いほど伝わってきました。

宗佑は自ら命を絶つことでしか、自分の衝動を抑えられなかったという衝撃のラストでした。

彼が心の奥底に抱える孤独が溢れ出ていて、涙が止まりませんでした。

 

DVをされている人に対しては『被害者』として周囲が気遣いますが、DVをしている『加害者』へのフォローも今後はもっと積極的に世の中がしていかないと根絶は出来ない問題だとも認識させられました。

そして、私は当時この作品ですっかり錦戸亮さんのファンになりました。

それまでは、アイドルの一人だという感覚でしかなかったのですが、瑛太さんや上野樹里さんなどの演技巧者にひけをとらない名演技と存在感に驚き、彼はきっと俳優として今後活躍するだろうなと、役者・役者錦戸亮に魅せられたドラマでした。

 

登場人物それぞれも迫真の演技で自分自身に関して問題を描写していて、とても現実的なドラマです。

前向きに生きて行こうとする若者の姿をリアルに描いた青春ヒューマン!

今でも十分見る価値ありの作品なので、ぜひ一度ご覧になって下さいね。

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