Twitterで大人気を博し閲覧数が3.2億超えした『おじさまと猫』をご存知ですか?
その後
- 書籍化
- 2018年上半期:一番売れた第1巻1位を獲得(単行本5巻発売時点で累計130マン部突破)
- 累計170万部突破
- 実写化
されたものです。
その人気の内容は
妻に先立たれて以来、すっかりふさぎこんだ日々を送っていた世界的有名ピアニスト・神田冬樹(草刈正雄)。
神田は動物が苦手だったが、ある日ふと立ち寄ったペットショップで売れ残っていたブサ猫のふくまると出会い一目ぼれをし「この猫ください」と即決。
ふくまると驚きの生活をスタートさせる。
妻の死後すっかり意気消沈していた神田が徐々に笑顔を取り戻すという、孤独とたたかっていたおじさまの心温まるハートフルストーリーです。
本当に単純でメインの登場人物はこの2人(おじ様と猫)といってもいいほどで、とっても見やすくてリラックスして視聴できます。
その愛猫・ふくまるの声を神木隆之介さんが担当されています。
実写化前は『猫をどうやって実写化するんだろう』と思っていたのですが、相当気をつかって制作されたことが分かりました。
神木隆之介さんは
『実写版との温度差やふくまるの動きなどを観察しました。そして、声のトーンやいい回しを、フィクションなのですがすっと受け入れてもらえるように研究をしました。ノンフィクションさを出せたらいいなと思いを込めて演じました』
とコメントされていました。
この分析と観察のたまものですね。
私は原版を先に読み内容は知っていたのですが感動で涙が止まりませんでしたし、動物好きの方からも多くの共感を得た作品になったそうです。
ドラマの設定としては異色ですが、相手が猫でも感動はありますし会話は存在するのですよね。
人間を励ましてくれるのですよね。
言葉は通じなくても、相思相愛で癒されたり時に涙すること間違い無しの作品です。
また、シリアスとコメディ要素も絶妙なバランスで組み込まれていて、何度見ても泣き笑い楽しめます。
何か失望感でふさぎ込んでいる方、きっと心が温まり潤いを与えてくれるはずです。
草刈正雄さんの優しい垂れ目が視聴者の心をどんどん溶かしていってくれますよ。